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介護職に「生成AI」のスキルは必要か?介護業界における活用方法とメリットを考えてみた。

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ここ数年で生成AIの技術が急速に進化し、さまざまな業種で生成AIが活用されるようになりました。

介護業界も例外ではなく、生成AIの導入が少しずつ始まっています。

私は、4年前まで高齢者向けのデイサービスで事務の仕事をしていました。

その頃は、AIなんていう言葉はまだまだ身近になく、Instagramでさえ、導入している介護施設はごくわずかだったと思います。

5年後の未来では、生成AIはどのように活用されているでしょうか?

おそらく、当たり前に生成AIが活用される未来が来ているでしょう。

ねこきち
ねこきち

生成AIについての正しい知識や使い方は、今から知っておいた方が良さそう?

私は少し前から

  • ChatGPT
  • Gemini
  • DropAI

の3つの生成AIを使い始めました。

ChatGPTとGeminiは、インターネット上の膨大なデータを学習したAIチャットボットです。

人間と会話をしたり、質問に答えてくれたり、文書や画像を生成したり、様々なタスクをこなすように設計されています。

DropAIは、写真やイラスト、風景などの画像を生成してくれる画像生成AIです。

ねこきち
ねこきち

この3つの生成AIには無料のプランがあって、初心者でも使えるようになっています。

3つの生成AIを使いながら

  • 介護業界においての活用方法とメリット
  • 介護職に生成AIのスキルは必要なのか

について考えてみました。

この記事で詳しくまとめていきますので、ご興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。

はむきち
はむきち

AIで生成した実際の画像などもご紹介していきますね!

生成AIとは

まずは、生成AIについて確認しておきましょう。

生成AIとは

  • テキスト
  • 画像
  • 動画
  • 音声

など、様々な種類のコンテンツを新たに生成する能力を持つAI(人工知能)のことです。

生成AIを活用することで、業務の効率化やコストの削減、アイデアの創出など、様々なメリットが期待できます。

生成AIの活用方法とメリット

介護業界では、生成AIをどのように活用できるでしょうか?

実は、介護業界での生成AIの活用については、非常に大きな可能性を秘めていると言われています。

コミュニケーションツール

生成AIは、施設を利用される方のコミュニケーションツールとして、活用が期待できます。

たとえば、音声での会話が可能な会話型AIなら、利用者が話しかけることで話し相手としての役割を果たしてくれます。

会話をすることで脳が活性化され、孤独感の緩和にも繋がるでしょう。

また、画像生成AIなら、昔の思い出や昔のニュース、行ってみたい場所、見てみたい風景などを再現することができます。

記憶を引き出す会話のきっかけになり、会話の質向上や認知機能の維持・改善も期待できるでしょう。

書類作成の自動効率化

介護業界では、ケアプランや介護記録、議事録、研修の資料など、多くの書類作成が必要になります。

生成AIを活用すれば、AIが要点をまとめて文章化してくれるので、下書きとして活用することが可能になります。

また、研修資料の作成などで、排泄介助や転倒シーンなど、実際の写真が使えない場面は、画像生成AIを使って再現することができます。

こういった生成AIの活用方法を身につければ、業務にかかる時間が短縮され、スタッフの負担も軽減されるでしょう。

広報・SNSでのアイデア創出

生成AIは、広報やSNSの発信にも非常に有効です。

たとえば、生成AIは撮影した画像や動画から、ぴったりの紹介文を作成してくれます。

優しくて暖かい文章や真面目なビジネス文章など、文章を考えることが苦手な方でも、素早く魅力的な発信をすることが可能になります。

また、広報やSNSに実際の写真を掲載することが難しい場合も画像生成AIを活用することができます。

生成AIの使い方

実際に私が生成AIを使ってみた具体例を、ChatGPTDropAIを使ってご紹介していきます。

どちらもパソコンとスマホの両方からアクセス可能です。無料のプランを使って生成してみました。

ChatGPT

ChatGPTは本当に優秀で、生成AIが初めての私でも簡単に操作することができました。

LINEと同じように、チャット形式での会話が可能です。

たとえば

ねこきち
ねこきち

ネモフィラ畑の画像を作ってください。背景には青空が広がっています。

と、ChatGPTの画面に入力した場合、こんなにもクオリティの高い画像が数秒で生成されて驚きました。

ChatGPTで生成

ネモフィラの花は、よく見るとAIっぽさを感じますが、空の色合いや雲の感じなど、とてもリアルに再現されていると思います。

続けて、

ねこきち
ねこきち

とても素敵ですね!この画像の紹介文のアイデアをもらえますか?

と入力してみると、5パターンのアイデアが生成されました。2パターンをご紹介します。

SNS向けの紹介文

春の風に揺れるネモフィラの花々。
青空とのコントラストが、心まで晴れやかにしてくれます☁️🌸

#ネモフィラ畑 #青空と花 #春の風景 #癒しの時間

観光案内・パンフレット風の紹介文

見渡す限りのネモフィラが咲き誇る、まるで青いじゅうたんのような絶景。
晴れた空の下、自然の美しさとやさしさに包まれるひとときを。

SNS向けの紹介文では、ハッシュタグまで生成してくれました。

さらに、用途やターゲットなど、もっと詳しく入力すると、それに合わせて調整もしてくれます。

あとは人間が最終確認をするだけです。

他にも、写真をアニメ風のイラストにしたり、背景を透過したり、さまざまな画像の生成が可能です。

無料プランの画像の生成は、通信環境によって異なりますが、1日に1~3枚までになります。

有料プランに変更すると、さらに高い精度の会話が可能になり、業務の効率化が図れます。

ChatGPTの特徴
  • チャット形式での会話が可能
  • 無料プランでも1日に1~3枚の画像を生成してくれる
  • アドバイスを提供してくれたり、どんな質問にも答えてくれる
  • 有料プランに変更するとさらに精度が高くなる

▶️ChatGPT

DropAI

DropAIは、写真やイラスト、風景などが生成できる画像生成に特化したAIツールです。

こちらもとても使いやすく、画像生成が初めての人でも直感的に使えるような仕様になっています。

生成する時は、まずは、モデルのテイスト(アニメ風やリアルなど)を選んで、そのあとにシーンや登場人物のイメージを選びます。

出典:DropAI

直接入力もできますが、候補の中からクリックで選んでいけるところが、とても使いやすいです。

ためしに、楽しそうな老夫婦の画像を生成してみました。

DropAIで生成

服装に少し違和感は感じますが、表情や光の入り方も自然で、とてもクオリティが高いです。

アニメ風のイラストで生成することも可能です。

DropAIで生成

女性の服装を「ベージュの長袖のカーディガン」にしてみたので、より自然な印象になりました。

DropAIは、無料プランの場合、1日に4枚まで画像を生成することができます。

有料プランは、月額780円で月に600枚まで画像の生成が可能になるので、費用対効果がとても高いツールです。

DropAIの特徴
  • テイストやイメージを候補の中から選べる
  • 無料プランでも1日4枚まで画像が生成できる
  • 直感的に操作しやすい画面
  • 有料プランの費用対効果が高い

▶️DropAI

介護職に生成AIのスキルは必要か

介護職に生成AIのスキルが必要かを考えた時、私の個人的な意見はYESです。

難しい技術の習得までは必要はないと思いますが

  • 生成AIに対する基本的な理解
  • 基本的な活用スキル

があれば、これからの未来でプラスになるでしょう。

介護業界の多くは、慢性的な人手不足に悩まされており、国もテクノロジー導入を推進していると言われています。

AI導入にいつでも対応できるように、今から少しずつ準備しておくと良いですね。

また、いくら生成AIが優秀でも、すべてを生成AIに任せることは出来ません。

やはり最終的な確認は人間がするべきで、生成AIにどこまでの業務を任せるか判断するのも人間です。

生成AIの回答が100%正しいとは限らないということも、しっかりと認識しておきましょう。

生成AIを使用するときの注意点

最後は、生成AIを使用するときの注意点になります。

肖像権・プライバシー

施設の利用者など、実在の人物をモデルに画像を生成した場合、本人の同意が必要になります。

利用者の家族から、本人の写真を無断で加工したと誤解を与えないように、生成AIによるイメージであることを丁寧に説明し、プライバシーに配慮しましょう。

商用利用・著作権

介護施設で、SNSや広報などにAIで生成した画像を使用する場合、基本的には商用利用に該当することが多いです。

利用しているAIツールの利用規約を確認して、商用利用の可否や、著作権を必ず調べておきましょう。

参考

ChatGPTDropAIは、商用利用可と記載されていました。

誤認・誤解

AIで生成した画像が、実写や本当の出来事と受け取られないように、誤認・誤解を防ぐ工夫をしましょう。

たとえば、「実際の施設とは全然違う画像がパンフレットで紹介されていた」など、誤解・誤認を与える可能性がある場合は、AIによる生成画像であることを分かりやすく明示するなど工夫をしましょう。

生成AIまとめ

今回は、介護業界における生成AIの活用について、私の考えをまとめてみました。

生成AIは

  • コミュニケーションツール
  • 書類作成の自動効率化
  • 広報・SNSでのアイデア創出

など、非常に多くの可能性があると感じました。

生成AIをうまく活用することによって、業務の効率化だけでなく、スタッフの負担軽減や、利用者の孤独感の緩和など、様々なメリットが期待できます。

生成AIが当たり前のように活用される未来は、すぐそこまで来ているのかも知れません。

生成AIを正しく安全に活用するために、今から少しずつ生成AIに触れていきたいですね!

ChatGPTDropAIは、初心者の私でも楽しく活用できています。ぜひ、触れてみてくださいね☺

それでは、最後までご覧くださり、ありがとうございました☺

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